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なにもない。
2011年06月18日 (Sat)
CATEGORY:夜鳥の羽音
COMMENT:0
晴れでも曇りでもない、曖昧な天気。
仕事が終わって、帰宅。今日は何となく、いつもより気だるい。
(…帰って寝るかな…。)
珍しく下道をぶらぶら。鳥だって、時には地面を歩くさ。
ふと目に留まった、ソレ。
(……、…。)
玄関前、生まれて間もない鳥のヒナ。
(…、)
上を見つめる。
視線の先にはツバメの巣。2週間程前に、少し張り出た屋根の下に作られたのを、俺は知っている。
(…落ちたのか。)
興味本位で巣を覗いた事がある。
その時は確か、卵が4つ。
(あと3羽か…。)
今日の時点で、孵化した卵は2つ。うちの1羽。
(…、…。)
いつもなら、それでお終い。何もないさ。
天気がそうさせたのか、疲れのせいか、ヒナの前にしゃがみ込む、今日の俺。
(…死んだのか?)
見続けても、一向に動く気配の無いヒナ。
まだ目すら開いていないヒナは、小さいながらも、静かに死の匂いに包まれていた。
ふーっ。
長く、呼吸を思いだすかのような溜息。次には、小さな鳥を両手ですくい上げていた。
立ち上がり様、空を見上げると、向かいの家の屋根に鳥が留まっていた。
多分、親鳥。
ヒナを失った悲しみに暮れているのか、ただ住処の前に立ちはだかる人間を疎ましく思っているのか、ヒナを持つ俺を、見続けるツバメ。
(…、……。)
そっと、俺はヒナを抱えて裏庭へ向かった。
隅に在りながらも存在感を放つ、大樹とはまだ呼べぬが、苔むした木。
向かい様にスコップを拾う。
俺はヒナを、木の根元に埋めてやった。少し土を盛って、近くに落ちていた枝を突き刺す。簡単な、墓とも言えぬ墓。
ただそれだけさ。
2日目。
また、昨日と同じ曖昧な天気。
家に付いてまず目に留まったのは、昨日とはまた別の場所に落ちていた、ツバメのヒナ。
(…、…。)
ああ、なんともないさ。
空を見上げれば、2羽のスズメと2羽のツバメ。スズメを追い掛けるツバメ。何となく、スズメが楽しげに囀りを上げている気がする。
そうか、
(落されたのか…。)
なんともないさ、これが自然の摂理。
何も考えていない頭で、体はヒナをすくい、足は裏庭へと向かう。
俺はまた、ヒナを木の根元に埋めてやった。兄だか弟だか分からない、兄弟の隣に。
…それだけさ。
3日目。
少しだけ、雲の切れ間に日がちらつく、そんな天気。
家路につけば、昨日とはちょっと違った、それでも変わりないものが落ちていた。
(…、…?)
よく見れば、小さな命がもがいていた。
(孵化したのか…。)
残りの卵の、生き延びたヒナ。
少し離れた道路わきを見ると、ツバメとは違う、血の付いた茶色の羽根が落ちていた。
疲れた体に考えない頭で、昨日とは違い、ヒナをすくっては、屋根の隙間へと両手が伸びていた。
ああ、何をやっているんだろうか、俺。
4日目。
少し、雨の降りそうな空模様。
速足に家路につく。
玄関前に落ちていたのは、ヒナではなかった。
黒光りする、太くて大きな鳥の羽根。
ふぅ。
…ため息は出た。ただそれだけだ。
無心のハズの俺は、次には梯子を持っていた。途中、何故か親父に「そんな面してどうしたぁ」と言われた。
巣を除けば、未だ孵化をしていぬ卵が1つだけ。
(…、……。)
何も言う事はないさ。所詮、これが弱肉強食。仕方のない事だ。
降りて空を見上げても、親鳥の姿を見る事は出来なかった。
5日目。
よく晴れた天気。
いつもより早く仕事が終わった。
帰って来て玄関先を見ても、何も落ちていなかった。
何となく気になって、巣を見上げる。
何の変わり映えの無いツバメの巣。親鳥の姿も見えない。
あの卵は孵ったのだろうか?
そしてまた、日はめぐる。
あの日以来、俺は親鳥の姿を見る事は無かった。
残った卵も、いつの間にか消えていた。
多分、生まれるまでもなく、次の別の命へと紡がれたのだろう。
なんともない。ただそれだけさ。所詮これは自然の摂理、弱肉強食の世界。
鳥だって、魚だって、例外もなく人だって。
なんともないさ。仕方のない事だ。何も言う事は無い。
ああ、これだからこんな天気は嫌なんだ。
晴れでも曇りでもない、曖昧な天気。
「いってぇ…。」
脇腹に出来た、傷が痛む。
思った以上に長くなった。
なんとなく、むしゃくしゃしたので書きました。
完全スルーの方向で。
この前学校から帰って来た時に、家の玄関前にツバメのヒナが落ちて死んでました。
その時に切なくなるような音楽聞いてたもんで、すっごく切なくなっちゃいました。
外にいるついでだーと思って、庭に埋めてあげました。
…と、家に上がろうとしたら、さっきとは別の所にもまた鳥のヒナが落ちて死んでたんです…(;ω;)
このぉ!と思って巣を見たんですけど、崩れては無かったんで、カラスの仕業では無かったです。
仕方なしに、先に埋めたヒナの隣に埋めてあげました。
と、そこに事の元凶が。
なーんか、近所に巣食うスズメ、すっごく性格悪いんですよ。
毎年ツバメが来るたびに嫌がらせをしてくんですよ。決まって同じ2羽。
卵が無い時は、ゴミを巣に詰め込んでいきますからね。おかげで玄関先が汚くなる←
そんでもって、ヒナを埋めている私の頭上で、何が楽しいんだがピチピチふざけ合ってるスズメが2羽。
むしゃくしゃしたのでひたすら脅かして追っ払ってましたよ←
ツバメ、まだいるにはいるんですけど…、卵、孵るといいなー。
そんな鳥繋がりでソアでした。
だれか文才おくれ。
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