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ラピス・フォグス
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女性
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道化師
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旅団【The World】メンバーで参加

・アルカナ(c02976):アルちゃん
・アイザック(c18224):アイ君
・ミステル(c01987):ミスト兄さん


▼心情
皆さんと初めてのお出掛け!
何でも、美味しい物もあるらしいじゃないでっすか…♪

▼行動
「皆さん!1番奥のテーブルなんてどうでっすか?」
レウに餌付け出来そうな、丁度良さそうなテーブルを発見!早速レウに餌やり。
あんまりにも綺麗な鳥で、見ていてドキドキ。アイ君が促してくださいまっした…!
「…ぐはぁ…!も、モフモフなんですねぇ…!」
女の子らしからぬ反応。それ位、とっても触り心地がよくて。

密かに持参した絵の具で、羽根を空色に。
皆でまた来られますようにと願いを込めて。


+:+:+

全295文字。
随時変更可能ですので、御気軽に。
もしもの場合は、お手紙の方が早いかもしれません。

 

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L:…くっ、女の子だからって甘く見てると、痛い目見るわ!
  いくわよ!

  パンプルピンプルパムポップン、ピンプルパンプルパムポップーン!

(しゃらんら~☆)





……………………ぐはっぁ!!!Σ(◎Д◎)
な、何ですか!?今、とてつもなく自分を見失いかけるような夢を見ていたですよ!?
あれは悪夢か何かなんでっすか!?!?


霧:いいえ夢じゃありません、現実を受け入れて!

な、何言ってるですか…、ボクがそんな、あんなゲロ甘ーなことする訳………。
んに゛ゃー!!!
な、ななな、何でっすかこのフリッフリの服ーー!!
それにこの無駄な装飾のついたステッキは何でっすか!使い辛くてどうしょうもないですよぉぉ!!

ぶー、折角調達してきたのにそれはねぇよー。

ふぁ…、何だか眩暈までしてきたです…。

ガンバ!悪いけど、明日までその仕様でいて貰うつもりだから!

…(フラッ)……。








仮面ヲ付ケテ御出掛ケ御出掛ケ。

道化ハ詠ウ。

鼻歌ヲ織リ交ゼテ。






Il torace di una bambola che manca che ha né la fine né l'apertura
Nel luogo col cuore                                    
                               C'è un grande cambio

           La cosa che passa attraverso l'anello della fiamma 

             Lo spazio misterioso             

Io ero ambiguo e fui macchiato                            

                         Il valzer di un tono incantato da

 Un vecchio orologio funzionò via esso                  ♪              

                    Tempo e la traccia              ♪

                     Questo palcoscenico che fu chiuso 

           In somma, io divengo un sogno~♪    』






扉ヲ叩イテ

コン コン コン

出テキタ人ニ「ぺこり」ト一礼

顔ヲ合セテ

”とびきり”ノ笑顔!


両手ヲ突キ出シハイドウゾ

フフフ、驚イテマス?

顔ヲ近ヅケ耳元デ囁ク





Buon Compleanno,L'angelo dell'imitazione…?






三歩下ガッテマタ一礼

人形師サマニ幸有ランコトヲ…*












 


目の前にあるのは、一冊の本。
タイトルには堂々と、大きく書かれた文字。

『絶品料理百選!』

ついにこれを使う時が来た。



絶対に、見返してやる。絶対に。




別に、料理が苦手な訳じゃない。
でも、だからと言って得意でもない、と言うだけだ。
事実、自炊はちゃんとしてる。
不思議な事に、ちゃんと作ろうとすればするほど、事故につながる可能性が高くなる。
そして何故か、奴が絡むとその可能性が飛躍的に上がる。

私は奴に呪いでも掛けられているのだろうか?

だからこそ、今回はちゃんと作ってやる。
本まで頂いたのだから、作れない訳がない。
この日のために、使った事の無いエプロンまで買ったんだ。
エプロンなんていらないと思ってたけど、今回は違う。
だって、この本の第1章3P目に書いてある。「―エプロンはきちんと着用しましょう。」
やっぱり、お菓子を作るには形から入るのも大事らしい。


何を作ろうか…。


ふと思い出して、焼き菓子のページを、開く。
項目は、

『マフィン』

生まれて初めて作ったお菓子。
兄さん、姉さん達に教えてもらって、必死に作ったお菓子。

それを奴は、鼻で笑った記憶がある。

それからも、奴はことごとく不味いと言い続け、
私も回を増すごとに、芸術性の高いお菓子が出来あがる。

これを、呪いと言わずしてなんと言おうか。


「よーし、材料も全部計ったですし、次は混ぜるんでっすね。」

『みゃーご』

「ふえ?」

声のした方を振り向けば、空いた窓に座る猫。

しまった、あけっぱなしだった。

思わず猫を見つめると、バチッと目が合ってしまった。
とたんに走る、悪寒。
キラリと、猫の目が光ったように見えた。

『みゃーご!』

「へ?わ、ちょ、ちょっと待つです!こっちに来てはダメ…わー!!」

予想は的中。
猫はテーブルへと…材料のひしめくテーブルへと、見事に飛び乗った。

どんがらがっしゃーん。

目の前が、のどが、髪の毛が、全てが粉っぽくなるのを感じる。
どうして、どうして…

「どうしていっつもこうなるでっすかー!」

思えば、いつも何か邪魔が入る。
あり得ない事に、カラスが窓を突き破って入ってきた事もある。
自分がお菓子を作ると、何かが起こる。

『みゃーご、みゃーご』

傍らでは、粉の上でゴロゴロする猫が。
粉の所為で、最早毛色も分からない。

「…は…ー…。」

ため息しか出ない。


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